トップページ | 2006年6月 »

樹の気持ち

ゴールデンウィーク明けも克服し、保育所にも慣れてきて一安心・・・と思っていたら、木曜日の夜に高熱を出し、翌朝には、少し下がったものの、風邪の症状もないので、水疱瘡とかおたふく風邪かな?それとも中耳炎かな?と疑ったが、熱が下がってきても発疹はでないし、病院にいくかどうか迷ったが、以前中耳炎のとき、夜中に高熱が出て、昼になると元気になるのが、続いたことがあったので、一応病院に行った。

耳鼻科だけにしようか?小児科も行くべきか?迷ったあげく、両方行ったのが失敗だった。なぜなら、小児科は、風邪の症状がなければ、薬は出ないし、発疹が出てなければ、水疱瘡かどうかもわからないし、おたふくかどうかは見た目で判断できるし、熱さましの座薬は家にあったので、出してもらう必要がないし、結局長い時間待って疲れさせただけで、何の病気かもわからず、薬も出ず、行った意味がなかった。その後耳鼻科にも行ったが、中耳炎でもないと言われ、何しに行ったかわからず、こんなことなら家に居れば良かった・・・と思った。せめて、耳鼻科だけにすればよかった・・・失敗。

土曜日、熱は下がったが発疹は出ず、それじゃあ何の病気だったのかな?と考えた時、自家中毒みたいなものかな?と気が付いた。樹は消化器系が強いから吐かないので、いわゆる知恵熱みたいなものかな?と思った。考えてみれば、いつも保育所から帰ったら、ママと布団に入るのを楽しみにしていたのに、木曜日の午後は、パソコンをしていて、入ってあげなかったことが原因かも・・・それと、4月からの環境の変化の中、樹なりに頑張ってきたことで、我慢やストレスから疲れがたまっていたのかもしれない。保育所で頑張って帰ってきたのに、その疲れを癒してあげることを忘れてしまっていた。ゴメンネ・・・

しかも、昼ごはんを食べた後、お腹が痛いのと勘違いして、おやつにヨーグルトを食べさせたら吐いてしまい、実はお腹が痛いのではなく、気分が悪かったらしい。気付いてあげられなくて、さらに自己嫌悪・・・

日曜日には、すっかり熱も下がり、食欲も戻って元気になりました!今回のことで、樹も立派な人格を持ったひとりの人間である。ということに気付けました。今までは、樹の発達のことばかり考えすぎてた気がする・・・これからは、もっと樹の心の中に目を向けて、何をどうしたいのか?という、樹の気持ちも考えるようにしていきたいと思います。もう樹の前ではパソコンはしないよ・・・(反省)

| | コメント (3)
|

みんな仲良く

保育所で、給食はみんなと一緒のお部屋で食べるようになり、朝の会や、ホールで自由に遊ぶ時などは、みんなと一緒でしたが、それ以外は、樹たち専用の部屋で過ごしていました。でも、保育所にも慣れてきたので、肝油を食べて、うがい、トイレ、シール貼りという、毎日の日課を、そろそろ、さくらんぼ組のお部屋で、みんなと一緒にさせて欲しいな~と思い、先生と話し合いました。

しかし、まださくらんぼ組の方も、若干落ち着いてないので、もう少し様子を見てから。という答えでした。親としては、早くみんなの中に入れてあげたいという気持ちと、樹の発達のためには、毎日毎日、同じ経験を繰り返して、体で覚えていくことが重要なので、早く、さくらんぼ組のお部屋でするべきことを、定着させたいという思いがあったのですが、結局保育所は、集団生活を送る所なので、集団の中で守るべきルールなどが、きちんと定着しないと、全てが上手くいかなくなるので、もう少し、さくらんぼ組の方がしっかり落ち着いてからでないと、今樹たちが入っていったら、他のみんなが、崩れていく恐れがあるし、集中力の邪魔になるとのことでした。

樹のせいで、さくらんぼ組が崩れていくと言われたら、それ以上、「早くみんなと一緒のお部屋で過ごさせて下さい」とは、言えなくなりました。樹一人のための保育所ではなく、みんなの保育所なのだから、当然みんなにとって一番良い方法を考えていかなくてはならないのだろう・・・親としては、切ない思いでいっぱいだが、仕方がないのだろう。樹が原因で、クラス崩壊になってしまっては、さくらんぼ組のみんなが、不幸になってしまう。実際に、上の子の小学校で、学級崩壊を経験しているから、そのことが、どれほど子ども達にとって、辛く不幸なことなのかもよく解っている。だからこそ、我慢するしかないのだろう。初めて、健常者と障害者の間に、壁を感じた。

たぶん、障害者だということで、これから先も一生、こんな思いをしなければならないのだろう・・・と思ったら、大粒の涙がポタポタと落ちた。でも、我慢という考え方を、他の考え方に置き換えられないだろうか?『みんな仲良く』とか、『平等』と言っても、それは、ただ何もかも一緒に、ということではなく、障害がある=みんなと違うのだから、当然一緒のことは出来ないわけで、どうやって、みんながこの社会で共存し、幸せに生きていけるか?を考えていかなければならないのかもしれない。

とにかく、先生のやり方に任せてみよう。こちらの思いだけは伝えたのだから・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

お散歩

日曜日、どこにも出かけなかったので、近所にお散歩に行った。どこに行くとも知らないで家を出た樹でしたが、自転車にも乗らないで、車にも乗らないということは、歩いて行くんだという判断はパッとできたようで、走り出した。どこに行くつもりなのかな~?と思っていたら、近所の知り合いの家に走って行った。でも留守だったので、上の子の通っている小学校に行った。そこの遊具でたくさん遊んだ。

実は、そのお散歩コースは、体験保育で保育所に入る前まで、毎日のように通い続けたコースなのです。保育所に行きだしてからは忙しくて、丸一年ほとんど行ってなかったのです。にもかかわらず、ちゃんと覚えていたのです。

自閉症の人は、楽しい経験と嫌な経験は絶対に忘れられないのだそうです。だから、やりたいと思ったことは、絶対に意地でもやらないと気がすまないし、逆に嫌なことは、異常なほどに拒否します。普通の人なら単なる『わがまま』となるのでしょうが、自閉症の人にとっては、それを我慢するというコントロールが、容易ではありません。しかし、この社会で生きていくからには、我慢は避けては通れません。だから、幼い頃からの訓練が必要で、さらに、周囲の人々にこの障害のことを知ってもらい、理解を深めていく必要があるのです。今のところ、それをしていくことが私の使命なのかなと思ってます。

保育所に入る前は、樹に何をしてあげたらいいのかわからなかった。でも、樹の好きなことをしてあげるのが一番いいと思って、毎日毎日大好きなお散歩に連れて行った。一度家を出たら最後、1~2時間は覚悟でした。これが、毎日のこととなると結構根気のいることで、あの頃は大変だったな~。でも、日曜日だけなら、結構楽しいもんだ!なんて思いました。

また時々、お散歩に行こうね!

それと、先週ゴールデンウィーク明けで、今ひとつだった保育所にも、月曜日には自分から玄関を開けて入り、トイレもすんなり行ってくれたそうです。またひとつ乗り越えられたね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ゴールデンウィーク明け・2

徒歩通園失敗の翌日、自転車で通園したが、今度は玄関先ではわめかなかった。

発達障害専門の先生が、年4回保育所に来て下さり、いろいろとアドバイスをしてくれるということで、今日がその第一回目の日だったので、私も一緒に保育所で過ごした。ところが今日は、トイレに行くことを異状に嫌がり、意地でも行かなかった。そこまで嫌なら、行かなくてもいいよってことになったが、さすがに給食の前には行くだろうと思っていたら、またまた嫌がって、トイレでゴロゴロと転がって大わめき。無理やりズボンとパンツを脱がせてもまだ拒否するので、無理やり立たせてさせた。その後は、何てことなく普通に給食をたべたけど、また帰る時になったら、帰りたくなくて、大わめき。

4月は結構順調だと思っていたのに、ゴールデンウィーク明けでまた逆戻り・・・こんなになるんだったら、ゴールデンウィークなんてなきゃいいのに・・・帰ってからもかなり落ち込みました。しかも、もっと難しいことならわかるけど、トイレなんて初歩的なことで・・・

でも、きっと樹なりに何か拒否する理由があったのかもしれないし、大人もそうだけど、子どもの成長というのは、行きつ戻りつなのかもしれない。少し進んで、少し戻り、でもその次進んだ時に、前よりも少しでも前へ進んでいればそれで良いのであって、その繰り返しで成長していけるのだろう。

ひとつひとつの小さな出来事に、一喜一憂することよりも、もっと長い目で見てあげることが大切なのだろう・・・でも、その気持ちになれるまで、一晩はかかります。立ち直るまでの時間が、歳とともにだんだん長くなってきている気がする。

これからも、こんな事の繰り返しだと思うけど、ママもがんばるから、一緒に乗り越えていこうね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ゴールデンウィーク明け

ゴールデンウィークで、五日間の休みがあった。休み明けにもかかわらず、あまりにも天気が良かったので、いつもは、車か自転車で通園しているが、いきなり歩いて保育所に連れて行ってしまった。

初めは結構順調に歩いていた。がしかし、途中からいろいろと気がそれてきて、しかもまさか、保育所に行くとは思ってなかったようで、だんだん機嫌が悪くなり、なんとかたどり着いたものの、保育所の玄関で寝ころがって、大わめき。しばらくわめき続けたが、おさまる様子もないので、最終的に、無理やり力づくでつれて入り、先生に無理やりつれて入ってもらった。

保育所に歩いて行くこと自体が初めてのことだったのと、五日間の休み明けということが重なって、まさか今日保育所に行くとは思ってなかったんだと思う。将来予測をすることが困難な樹には、いきなりは通用しないのだ。毎日毎日同じことの繰り返しを経験して、時間をかけて身に付けていく方法しかないのだ。それでも、必ず同じ事だけをして生きていくのは難しい。これからどこへ行くのか?何をするのか?を伝える手段さえあればなぁ・・・写真カードを作って、視覚から伝える方法を少しずつ始めてはいるが、今ひとつ理解力が乏しく、なかなかこちらの意図が伝わらない。これも、今までのことと同様に、根気よく時間をかけてやっていくしかないのだろう。

それにしても、『いきなり』を二つも重ねてしまって、嫌な思いをさせてしまってゴメンネ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

幼児センター・4月

とうとう、保育所に一人で行き始めた。今まで、いつ、何をする時でも一緒で、何事にも深くかかわってきたので、いきなり手を離すということが、寂しいような、物足りないような気持ちでいっぱいだった。何か、今までの自分の苦労とか、大変なことを先生に押し付けて、自分だけ楽しているような、申し訳ないような、そんな気持ちだ。

樹の方は、想像していたよりも順調で、玄関先で嫌がるどころか、走って保育所に入り、喜んで行っている感じがする。ジャンバーとバックも、ちゃんと自分でかけようとしているし、給食もちゃんと座って、それほど好きじゃないおかずも、ゆっくり食べたり、やっぱり、去年一年の経験は無駄ではなかったようだ。

初めのうちは、保育所全体が落ち着かない状態なので、一日のほとんどを別室で過ごしていた。でも親としては、早くみんなと一緒に過ごしてほしくて、先生と何度も話し合った。4月後半から、やっと給食だけはみんなと一緒の部屋で食べ始めた。親としては、もどかしい気持ちでいっぱいだが、保育所としては、少しずつみんなの中に入っていくつもりなので、そのやり方や時期は、こちらに任せてほしい。ということだった・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

幼児センター入所式

2006_0409200602190003_1 いよいよ、待ちに待った幼児センターの入所式です。やっと正式に入所できるという喜びと、新しい施設に変わって、せっかく去年一年かけて積み上げてきたことを、また一からやり直さなくてはならないと言う困難とが入り混じった、複雑な気分です。

樹と、言葉の遅れのあるもう一人の女の子のために、新しく担任の先生が一人つき、(去年、体験保育の時に入っていたクラスの担任で、男の先生)基本的には、さくらんぼ組(同級生たちのクラス)で、みんなと一緒に過ごすのだが、みんなと一緒の活動が難しい時や、落ち着かなくなった時などのために、樹たち専用の、別室が用意されていた。

いよいよ、入所式が始まり、ホールで私と並んでイスに座った。式典は、挨拶などでかなり長い時間かかったが、樹は、初めのうちはイスに座っていたが、途中私に抱っこされたり、寝っころがったりしながらも、ちゃんと最後までその場にいることが出来た。

イスに座るということが、今まで保育所に通ったおかげで、身に付いてくれていたのだ。去年一年の経験は、無駄ではなかった。全くの一からのやり直しじゃなく、樹は経験を積んで、確実に成長しているのだ。

その場に座っていられたことが、心の底から嬉しくて、「えらかったね、すごかったね」と、何度も褒めまくった。

| | コメント (4) | トラックバック (0)
|

体験保育・4

冬になり、雪遊びで楽しい経験が出来る一方で、室内の活動も多い季節でもありました。ところが、3月には、保育所の一日の流れやルールが、意味が解らないながらも、経験を積んできたことで、すっかり定着し、かなり長い時間、ホールや保育室に座っていられるようになり、出来る遊びも少しずつですが増えてきました。穏やかに、スムーズに保育所での生活を過ごせるようになりました。最後の方には、お友達にも目が行くようになってきました。

本当に、一年間がんばって通って良かったと思いました。でも、一番がんばったのは樹だよ。嫌なことや、大変なこともたくさんあったけど、楽しいこともたくさんあったね!

せっかく一年かけて慣れた保育所でしたが、4月からは新しく幼児センターに変わってしまうので、また、新しい環境に慣れることからスタートしなくてはなりません。、また樹にとっての試練が始まると思うけど、必ずこの一年間の経験が、新しい保育所でも活かされると信じて、応援していきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

体験保育・3

保育所にも少しずつ慣れてきて、園庭で遊ぶ、お散歩、水遊びなど、楽しい経験をたくさんさせてもらい、保育所は楽しい所だという気持ちが上回ったのか、玄関先で入ることを嫌がったりもしなくなり、次第に穏やかに過ごせる日が増えてきました。

お散歩の時のひとコマで、嬉しくて忘れられない出来事がありました。お散歩の時、みんなは隣の席の子と手をつないで行くのだけど、樹はお友達と手をつなぐという事が解らないので、いつも私と一緒に行ってました。樹の隣の席の子は、いつも先生と一緒に行ってました。ある時、「ぼくは樹君の隣だから、樹君と手をつないで行く!」と言ってくれました。でも私は、「樹はお友達とは手をつなげないから無理だよ~。せっかく言ってくれたのにごめんネ。」と言ってしまいました。そしたら、「じゃあ、お母さんと、ぼくと3人で手をつないで行けば大丈夫だよ~!」と言ってくれました。

そして、実際に行ったのですが、途中樹がお友達の手を離そうとすることが何度もありましたが、その子は一生懸命離さないようにつないでくれました。なんとかして、行くことが出来ました。帰り道、樹が暴れて、少し大変だったにもかかわらず、また別の日も、一緒に行くと言ってくれました。

本当に、その子の優しさは忘れられないし、『3人で行けばいい』という発想の柔軟性には驚かされました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

体験保育・2

初めのうちは、保育所は楽しい場所でありながら、樹の好きな時に、好きなことを自由に出来ず、意味もわからず束縛されて、嫌なことの連続でもありました。保育所の一日の流れやルールが、普通の子なら、1~2ヶ月もあれば習得出来るのでしょうが、意味の解らない樹にとっては、容易なことではありませんでした。

イスに座って肝油を食べる。うがいをする。トイレに行く。手を洗う。シール帳にシールを貼る。たったこれだけの毎日の日課を、ひとつひとつする度に、いちいち寝っころがってギャーギャー泣き叫び、力づくで無理やりでもさせていれば、そのうち身につくかもしれないと思い、毎日繰り返していました。泣き叫ばれるたびに、私のほうが泣きたくなり、子どもたちや先生の前でも泣いてしまうこともありました。

そんな時、保育所の所長先生から、「無理だと思った時は、無理やりさせるのではなく、様子を見ながら、ゆっくりと樹くんのペースに合わせてあげた方がいいですよ。今日出来なくても、明日は出来るかもしれないし、もっと長い目で見てあげた方が上手く行くかもしれませんよ。」と言って下さいました。知らず知らずのうちに、焦ってしまっている自分に気が付きました。いつの間にか、『少しでも早く、みんなに追いつきたい』という気持ちを持っていたことに気付かされました。

それからは、自分なりに少し様子を見て、樹のペースに合わせてみたりすることも増え、そうすると、自然と気持ちに余裕が出てくるのか、それを樹の方も自然に感じ取るのか、少しずつですが、ギャーギャー泣き叫ぶことも減ってきました。お友達からも、「なんか、最近あんまりギャーギャー言わなくなったね。」と言われ、とても嬉しかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

体験保育

専門医からも、発達をのばすために、集団の中に入った方が良いといわれ、3歳から一年間、体験保育という形で、週3回、保育所に母親と一緒に通わせてもらいました。

樹は自分から吸収して自然に覚えていく事が苦手で、人から与えられないといろいろな事を習得出来ないので、たくさんの経験をさせてもらえる保育所に通えた事は、樹にとって本当にプラスになりました。お友達も樹に自然に接してくれますし、こんな経験も保育所でしか出来ない事なので、本当に貴重な時間を過ごさせてもらいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

幼児教室の先生との出会い・2

2歳8ヵ月の時、旭川肢体不自由児総合療育センターの専門医に診てもらう機会があり、その時初めて診断名をもらいました。『この子に障害がある』という事の受け入れは、わりと早かったのですが、一度認めてからでも、前向きにがんばろうという気持ちと、どんなにがんばってもこの子には通じないというむなしい気持ちとの、葛藤の日々が続きました。

そんな時、私の心を強く動かしてくれたのは、またしても幼児教室の先生の言葉でした。

「お母さんがしっかりしないとダメだよ。泣きたい時は泣いてもいい。でも、その後の切り替えが大事だよ。お母さんがいつも泣いてたら、家の中が暗くなっちゃうよ。お母さんは家族の前では笑顔でないと。家の中を明るくしてあげるのが、お母さんの役目だよ。」その時の私にはとても厳しい言葉でした。

『そんな事わかってるよ。本当は慰めてほしいだけなのに・・・先生には私の気持ちなんてわからない!』初めはそう思いました。

でもなぜか、日にちが経てば経つほどその言葉が忘れられなくて、(それが当たっているだけに)それから、私は気持ちを切り替えることが出来ました。

私のことをこんなにも、心から心配して下さっているからこその、本音の言葉だったと思います。もしあの時、慰めの言葉しかかけられてなかったら、気持ちを切り替えられずに、毎日泣いていたかもしれません。

もし、先生との出会いがなかったら、今頃私はどうなっていたでしょうか?今思えば、樹のおかげで、その先生をはじめ、たくさんの素晴らしい出会いがありました。樹は何もわからないようでも、知らないうちに、私にたくさんの大切な事を教えてくれました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

幼児教室の先生との出会い

療育センターに通い始めたのと同時に、町の幼児教室にも、週1回通い始めました。周りの子どもたちとの歴然とした差に、比べまいと思ってみても、比べられずにはいられませんでした。この気持ちを共有できるお母さんなど居るはずもなく、いつも一人ひそかに涙していました。

そんな時、幼児教室の先生(元保育所の所長をされていた方)に、「周りの子と比べることよりも、もっと、この子のことだけを見てあげなさい」と言われました。たぶん、いつもメソメソしている私を見かねて言って下さったのだと思います。その言葉を聞いて、ハッとさせられました。もっと、この子だけを見てあげなければ・・・ほんの少し、前向きになれた気がしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

療育センター・2

初めのうちは、出来ないことだらけで、『こんな状態で、通うことに意味があるんだろうか?』とさえ思いました。通う意味があるとすれば、先生に私の悩みや愚痴を聞いてもらうことくらいでした。

今思えば、実はその小さな積み重ねを繰り返し、時間をかけて療育を受け続けたことは、とても意味のあることで、樹は、目に見えないほどゆっくりのスピードで、確実に成長していたのでした。

今では、ひとつひとつ出来ることが増えていき、少しずつ、長い時間何かに集中して座っていられるようになりました。でも、座る目的が解ったから座れるようになったかというと、やっぱり、長時間は続かないので、結局目的が解っても、その作業が自分にとってずっとしていたいという意欲がなかったら、長続きしないのかな?ということに気づきました。

つまり、やっぱり食事中にずっと座っていられるのは、食べること自体にものすごく執着心がある=食い意地が張っている。ということだったらしい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

療育センター

2歳3ヵ月のときに、保健師さんを通じて、隣町の名寄市総合療育センター(通称こどもらんど)で、相談にのってもらい、週1回通って療育を受けることになりました。初めのうちは、赤ちゃんの遊ぶような簡単なオモチャでも、遊び方が解らないのと、多動性があるため、イスに座ることもほとんど出来ませんでした。

でも、今思えば、その当時でも食事中はじっと座って食べることが出来たのだから、『何のためにイスに座るのか?』という目的が解っていなかっただけだったのかもしれない。(ただ単に、食い意地が張っていただけかも?)

当時は、イスに座って何かの作業をすることよりも、全身を使って遊ぶことがほとんどでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

赤ちゃん時代の樹・2

ところが!1歳過ぎても、2歳過ぎても言葉が出てこない。初めのうちはそれほどにも心配してなかったのですが、なかなかしゃべりださないことに少しずつ心配になり、周りの人に相談しまくりました。(友達から始まって、よく行くお店の人、あげくの果てには温泉で初めてあったおばちゃんにまで・・・)でも、誰に相談しても、「男の子は言葉が遅いから大丈夫」「3歳過ぎたら絶対しゃべりだすから心配いらない」と言われ続け、一人で悩んだ日々もありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

赤ちゃん時代の樹

赤ちゃんの頃の樹は、おっぱいもミルクもこ゜くこ゜くとよく飲み、離乳食ももりもりとよく食べ、本当にすくすくと元気に育ちました。2ヶ月で首が据わり、5ヶ月でハイハイし、10ヶ月で歩くという、驚異的なスピードで成長しました。「この子はなんでも早いね~」などと感心していたくらいでした。

やたらと、チョロチョロする子でしたが、『男の子はこんなもんだ』くらいに思って何の心配もしたことはありませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

自閉っ子・樹の子育て奮闘記

樹[いつき]は、元気いっぱいの4歳の男の子。だけど、まだ言葉が理解できないし、しゃべることも出来ません。

2歳8ヵ月の時に、自閉症スペクトラムと診断されました。さらに、発達性協調運動障害とも診断されています。多動性もあります。

2歳3ヵ月から、療育センターに週1回通っています。

3歳から、体験保育という形で、町の保育所に週3回、母親と一緒に通いました。

4歳から、町の保育所が新しくなって、幼児センターとなり、晴れて新入所出来ました!

ゆっくりでいいんだよ・・・樹らしく、大きな木に成長してね。ママもパパもねえちゃんも、見守っているからね。一緒に歩いて行こうね。

| | コメント (3) | トラックバック (0)
|

トップページ | 2006年6月 »