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自転車にトライ!・2

前回の記事で紹介した、“こどもらんど”で知り合った、笑顔がかわいい女の子のお母さんと、おしゃべりをしていて、自転車の話になり、「身体は4歳児だけど、中身(知能)が伴ってないから、三輪車の機能を持った自転車があればいいのに・・・」ということを話すと、その子は歩行が困難なため、作業療法の時に使っている、作業療法士さんが教えてくれた、訓練のために改造した自転車のことを教えてくれた。それは、自転車の後輪に、タイヤチューブをぐるぐる巻きに巻きつけたことで、自転車でも、押しただけでペダルが勝手に回るという、まさに、私が望んでいた、『三輪車の機能を持った自転車』そのものだった!

そしてさらに、その翌週、その自転車を持ってきてくれて、「最近使ってないから、良かったら試しに使ってみて!」と言って、貸してくれたのだ!なんと有難いことだろう・・・

その自転車の、後輪にタイヤチューブを巻きつけている様子です。(ちょっと解りづらいと思いますが・・・)

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そして翌日、実際に乗ってみたところ、ペダルに足を乗せていることは出来ていたので、ママが押してあげると、ペダルが勝手に動いてくれるので、足の動かし方が解り、さらに、足を動かせばペダルが動くことが解り、足をどう動かせばペダルがこげるのかが解り、ついには、ママが押してあげなくても、平坦な道なら、ほんの少~しだけど、自力で自転車をこげるようにまでなった!さらには、心なしかハンドルも自分で操縦出来ているような気がした!

ちょっとした工夫を施すことによって、今まで難しいと思っていたことが、コツをつかんで、少しずつ出来るようになっていくのだ!これはまさに、今読んでいる『~みんなの自立支援を目指す~[やさしい]応用行動分析学』という本に書いてある、『ユニバーサルデザイン[支援ツール]』と同じようなものではないか?(ちょっと違うかもしれないけど・・・)

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そしてその自転車は、1週間練習してから返してしまったので、今度は自分の自転車に乗らなくてはならないのだが、まだ、自分の自転車にタイヤチューブを巻きつけてなかったので、どうしようかな?と思ったけど、試しにそのまま乗ってみたら、なんと、改造した自転車でなくても、同じようにほんの少し自力でこぐことが出来た!

改造自転車を借りて、1週間練習したことで、コツをつかんで、自転車のこぎ方が解ったおかげで、普通の自転車もこげるようになったのだ!(ほんの少しだけど)

これも、その女の子のお母さんが、「いっくんにもいいかもしれない!」と思い付いてくれて、さらに、気を利かせて改造自転車を貸してくれたおかげです!このお母さんのやさしさがなかったら、まだ今頃私は心の中で愚痴りながら、ハンドルとカジ取り棒を持って、一生懸命押していたかもしれません。樹よりも、明らかにハンディーを持っているのに、こんなに元気でピンピンしている樹のことを考えて下さって、本当に有難うございました!心から感謝しています。これからも、そうやってお母さん同士で、色々と助け合っていけたらなぁなんて思います。

まだ、今ひとつこぐ力が弱くて、まだまだほんのちょっとした上り坂でも自力でこげないなど、課題はたくさんありますが、ハンドルはかなり操縦できるようになってきているし、(曲がる時は、ちゃんと曲がれるようになった!)少しずつ、樹なりに「よいしょ、よいしょ」と言いながら頑張ってます!これからも、ママと一緒に頑張ろうね!

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自閉症児育児」カテゴリの記事

コメント

アドバイス有難うございます!
そうですね。何事もスモールステップで!
それが大切なことですよね!
せっかくつかんだ『気づき』も、
あせって進めてしまっては台無しですもんね!
あくまでも、少しずつフェンディングしていくことが成功の秘訣ですよね!
何事も地道に頑張りましょう!

投稿: いっくんママ | 2006年10月15日 (日) 17時44分

そうですね。
ABA的にいえば、「ペダルが勝手に動いてくれる」というのは「プロンプト」になっていると思うので、急激にではなく、徐々になくしていくのがいいと思います。

チューブの巻き付けを少しずつ減らしていけば、そういう効果が出るんでしょうか? 巻き付けの仕組みが完全には分からないのでなんともいえませんが、もし可能なら、「少しずつサポートを減らしていく(そして最終的には全部自力にする)」ことができれば、一番うまく定着すると思います。

投稿: そらパパ | 2006年10月15日 (日) 00時31分

そらパパさん、こんにちは。
コメント有難うございます!
自分の自転車でも、こげるようになったので、このまま行った方がいいのか?
それとも、タイヤチューブを巻きつけて、負荷を軽くしてあげる方がいいのか?
迷ってたんですが、初めの頃よりは上手くなったとは言えども、やっぱり今ひとつこぐ力が足りないようで、う~ん・・・なんて考えていたら、そこに電動自転車に乗ったおじいさんがスーッと通り過ぎていったのを見て、「子供用の電動自転車が欲しいかも・・・」なんて思ったりしてました(笑)
でも、今回のコメントを頂いて、要するにもう一度タイヤチューブを巻きつけて、改造自転車にするのがいいのかな?と気付くことができました!アドバイス有難うございました!

投稿: いっくんママ | 2006年10月14日 (土) 10時28分

いっくんママさん、こんにちは。

今回のエピソード、いいですねー(^^)
これは間違いなく、高畑先生のいうところの「ユニバーサルデザイン」の考え方ですよ。

自転車が進む、ということと、ペダルを回す、ということが同時に起こることによって、その2つに関係があるという「気づき」にいたったんだと思います。

このスキルが定着する前に、新しい自転車で、「こいでも進まない」ということが増えると「消去」されてしまう可能性もあるので、「チューブ巻きつけ」はもう少し続けたほうがいいかもしれませんね。

投稿: そらパパ | 2006年10月13日 (金) 22時48分

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