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PECSトレーニング~概念語を教える~

寒くはなってきたけど、まだ天気のいい日はもったいないので、そういう日を選んで、新しく作った写真カードのいろいろな公園に、遊びに連れて行った!

3種類の公園に、写真カードを使って行ったので、そろそろ“どっち?カード”の出番だ!

そらパパさんの真似をして作ってみた。“どっち?”と上に書いてあり、下に写真カードを2枚貼れるように、マグネットがついているカードで、そこに、選ばせたい写真カードを2枚貼って、選ばせるというものだ。

試しに、今までに行った2種類の『こうえんカード』を貼って見せたら、初めは適当に渡していたが、よく考え直して、最近行ったばかりで、とっても楽しかった公園の方のカードを渡すことが出来た!一応、“どっち?カード”を使って、行きたい方を選ぶことができた!

でも、“どっち?”の意味を理解して選んだ。というよりは、要求カードで要求することを覚えたので、行きたい方を要求することで、結果的に2種類の中から選べた。という感じだ。そんな感じでいいのだろうか?

それと、“まってカード”と“あとでカード”というのも作った。

“まってカード”は、何かを写真カードで要求してきた時に、待つ代わりに、その“まってカード”に写真カードを貼って、しばらく待たせた後、要求してきたものをあげることで、“待つ”という事の概念を教えていく。というもので、最近使い始めた。

“あとでカード”も、同じようなものだと思うけど、これはそらパパさんの真似ではないので、こんな感じかなぁと適当に考えてやってみたのだが、今までは、土日の朝食の時に、『れーずんぱん』『じゃむ』『じゅーす』のカードの中から、好きな順に選ばせて、全部食べ終えてから、好物である『ちーずぱん』『ばなな』のカードを出して、選ばせるようにしていたが、これでは、こっちの都合による、単なる“強制カード”でしかないような気がしていたので、ここで“あとでカード”の登場で、今度は最初から、全てのカードを出しておいて、もし、好物である『ちーずぱん』や『ばなな』カードを先に出してきたら、そこでそのカードを、“あとでカード”に貼って、「あとでね。先にレーズンパンを食べてからね。」と言って、レーズンパンを全部食べてから、好物をあげるという使い方をしてみた。それで、“あとで”の概念を教えていく。という感じだが、こんな感じの使い方でいいのだろうか?

“どっち?”は、要求すること自体ができるようになっていないと、選ぶということもできないし、“まって”とか“あとで”などの、形として目に見えないことの概念を教えるということは、非常に難しく、それを目に見える形にしてあげた状態が、“まってカード”や“あとでカード”なのだそうだ。“待つ”という目に見えない行為を、目に見える“まってカード”を見つめるという行為に置き換えてあげるということなのだそうです。

こういった工夫で、理解することが難しい概念を理解できれば、また、コミュニケーションの幅が広がって、生きやすくなっていくので、いろいろと取り入れてみたいと思います。

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コメント

考えてみれば、「どっち?」とか「まって」とか「あとで」なんて、
健常児に教えるとしたら、容易いこと、
って言うか、教えなくても、自然にわかるようになっていくことなんだよね。
それを、ひとつひとつ丁寧に、どうすれば、解ってもらえるか?ってことを、常に考えていかなくてはならない。
だから、自閉症児の子育ては、ごまかしのきかない、丁寧な子育てといえるでしょう。
これも、母の試練かな~?
ペットに教えるように、サインでもいいのですが、自閉症児は視覚優位だし、将来的に字も読めるようになることも念頭において、あえて写真カードを使っています。

投稿: いっくんママ | 2006年10月24日 (火) 12時42分

たくさん、出来る事が多くなってきたし、
いっくんママも「どっちがいいのかぁ?」など色々と考えながらでしょうか?

「まって」「あとで」カード。
ぱっと見ると、同じに感じがちだけど、使い分けで全く違う意味になるんだなぁ・・・。

目にすると違う意味。そぉだね。そぉかもしれない。

そう考えて改めてみると「まって」よりも「あとで」カードの方が難しい気がするなぁーって思った。

投稿: ちゃぴにい | 2006年10月23日 (月) 23時38分

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