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パパのピーナッツ訓練・2

「ちょうだい」が定着してきたので、次に、もらった後に、「ありがとう」と言わせることにしました。それも、初めは「ありがとうは?」と教えてあげたら「あいやっと」と言えるというところから、次第に、「何て言うの?」と聞いてみたり、「うん?」と何て言うのか聞くそぶりを見せたりしてみせたところ、「何て言うの?」と聞くと、「なんていうの?」と言い、「うん?」と聞くと「うん?」とそっくりそのまま答えていました。やっぱり、「ちょうだい」という言葉は、それを言えば欲しいものがもらえるので、強化しやすい言葉だけど、もらった後に「ありがとう」と言うのは、結構難しいんじゃないかな?と思いました。でも、間違うたびに「違うよ、ありがとうでしょ?」と言って、言い直させて、ちゃんと言えたら褒める。ということを繰り返しているうちに、「何て言うの?」と聞いても、[なんていうの?」と答えずに、「あっ、あいやっと」と言えるようになりました!

思えば、「ちょうだい」と言った後は、褒めてからピーナッツをあげていたので、「ちょうだい」に対する強化子は、“褒める+ピーナッツ”で、「ありがとう」に対する強化子は、“褒める”ことだったんですね!それと、一つ気付いたことは、パパの“褒め方”は、一言で言うと“オーバー”でものすごく解りやすいということです。ただ単に、あまりのかわいさに、思わず力が入ってしまうだけなのですが、これも、強化が上手くいった一つの原因と考えられます。

そして、ここで一つ、パパの疑問。「何で、どもるんだろうな?」確かに、「何て言うの?」と聞くと、しばらく間が空いて、「あっ、あいやっと」と、どもりながら答えている。それはたぶん、今までは言わされたとおりに言っていただけだったけど、それを繰り返すうちに、『ここではこんな言葉を使うんだ』というルールに気付き、学習した。ということではないか?そして、そこで言うべき言葉を、頭で考えてから言っている証拠なんじゃないか?と思いました。

『ただ真似をして言葉を言う』→『頭で考えてから学習した(場に合った)言葉を言う』に進歩したということは、ものすごく認知力が伸びてきていると言えるんじゃないか?と、嬉しくなりました!

最終的には、パパが晩酌を始めると、近寄ってきて、自分から「ちょうだい」と言い、もらった後には、特に何にも言われなくても、「あいやっと」と言えるようにまでなりました!

とりあえず、少なくともこのシーンでは、スムーズに一連の言葉が言えるようになりましたが、だからと言って、応用力の障害のある自閉症児は、違うシーンでも同じようにできるとは限らないのです。これからも、違うシーンでも同じような訓練をたくさんしていく必要があると思いました。

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