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就学に向けて

月日の経つのは早いもので、もう、小学校入学まであと一年となってしまいました。中身が赤ちゃんだから、完全に忘れていたよね~(ってのはウソだけど・・・笑)

保育所では周りのお友達が座っていたら、自分も座らないといけないと思うのか?ちゃんと座れるようですが、療育の時は、周りに手本となるお友達がいないせいか?それともママが側にいたり、先生も2歳の時からずっと同じ先生なので、慣れきってしまっているのか?甘えが出るようで、イスに座って課題をするということが、なかなか定着しません・・・以前から、これが最大の悩みなのですが、でも考えようによっては、少しずつできることが増え、少しずつ座れるようになり、ここまでできるようになったこと自体、奇跡みたいなものだし、高望みしすぎなのかな~?なんて反省したりと、複雑な気持ちです・・・

ずっと以前から、3~4ヵ月に一回くらい通っている、旭川療育センターの作業療法士の先生から、家庭でも、毎日の生活の中に、机に向かって何かをする時間を必ず作っておいたほうがいいとは言われていたけど、なにせ本人が一番嫌がることだし、私も家にいるとなかなかそのちょっとした時間が取れなくて、大事なこととは解っていたけど、見過ごしてしまっていました。お散歩に連れて行ったり、遊びに連れて行ったりという、樹が楽しいと思えることだけは、頑張って積極的に続けてこられましたが、たった週1回の療育だけなのに、療育に通っているからいいか!と、嫌なことから逃れてしまっていました。

でも、とうとう就学まであと一年となってしまい、できることも増えてきているので、まずは嫌がらずに座って何かに取り組むということを、一年かけてもいいから、生活の中に定着させたいと思って、今週から家での課題を始めてみました。

とは言うものの、今までやらなくて済んだことを、突然やれと言われて、受け入れられるだろうか?とは思いましたが、そのための作戦と準備を、ちゃんとしておきました。

まずは、TEACCHの要素を取り入れて、環境を整えて解りやすくする工夫として、何もない部屋に机とイスだけを置き、スケジュールボードに、課題やその後の強化子となるビデオやおやつの写真カードを順番に貼って机の横に置く。課題は、解りやすく一回分だけをカゴに入れておき、カゴから出して課題に取り組んで、終わったら元のカゴに片付けることで、終わりを明確にする。(いつも療育の時にやっている方法と同じです)

そして、応用行動分析学(ABA)の強化の原理を利用して、イスに座れたり、課題に取り組めたり、片付けたりできたら、その都度強化子として、スキーの時にも使ったレーズンを、褒め言葉をかけながら、口に入れてあげる。さらに、課題ができたら、また褒め言葉をかけながら、ご褒美にシールを一つ貼らせてあげる。そして、課題が終わったら、その後に好きなことをさせてあげる。という具合に、嫌なことを頑張ったら、必ず何かいいことがあるという状況を、常に作ってあげる工夫が必要なのです。そのご褒美をあげると同時に、必ず褒め言葉(社会的強化子)をかけてあげることで、いずれは、お菓子などをあげなくても、褒め言葉をかけられるだけでも頑張れるようになるのが目標です。そして、嫌なことを頑張った後の強化子は、初めはおやつにしようと思っていたけど、大好きなビデオを見ていたりしたら、いくらおやつを誘っても、なかなかビデオを止められなかったりすることもあるので、ビデオを強化子にしました。ビデオだけは絶対に見たがるし、課題をやらなければつけてもらえないということが解れば、するようになるかな?と思って。それと、その日に頑張った課題を決まった場所に飾っておき、パパが家に帰ってきたら、それを見て褒めてもらい、お姉ちゃんにも褒めてもらうことで、家族みんなからの賞賛を受けることにより、【課題を頑張る→褒められる→嬉しい→だからまた頑張る】という作戦も加えて、より強固なものにして行こうと考えています。(そう上手く行けばいいけど・・・)

課題も、最初は大好きで簡単なことを、一つだけにして、だんだん座ってくれるようになってきたら、二つとか三つに増やす予定だけど、その時も、ちょっと苦手なことを頑張ったら、大好きなことができるように、そしてもちろん、そのメニューも解りやすく、写真カードで提示するという具合に進めていこうかな?と考えていますが、とりあえず当面は、座ってもらうことが最優先だから、簡単なことから・・・とにかく、前回の療育の時のような失敗をして、台無しにしたくないから、あせらず気長に取り組んで行きたいと思っています。

とにかく今までは、PECSのおかげで、自分から要求するということは、かなり身についてきたけど、今度は、誰かの指示を聞くということも、できるようになって欲しいので・・・(たとえそれが嫌なことでも)就学に向けて、今やれるだけのことをやっておきたい。家庭でしかできないことを、一年かけて地道に取り組んで行きたいと思います。

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コメント

まちゃさん♪

TEACCHプログラムとは、アメリカの自閉症児者向けの取り組みのことで、「自閉症児の困難・特性」に最大限に配慮した環境の調整をおこない、その中で療育・社会的自立を目指していくという治療教育法のことです。(いきなり難しいこと書いてゴメンネ)

つまり、この場合では、課題に取り組みやすくするための環境調整(余計なものを排除して、何をする時間かを理解しやすくする)と、
①今から課題をするということ。
②何の課題をするか?ということ。
③どれだけやったら終わりが来るか?ということ。
④終わったら次に何をさせてもらえるか?ということ。
の四つのことを、明確に理解させるための工夫です。
写真カードのスケジュールを利用したり、カゴに入れたりして解りやすくする工夫のことです。

たぶん、言葉さえ通じれば、
「今からイスに座ってこの課題をするよ。これだけやったら終わりで、その後ビデオを見せてあげるよ。だから、頑張ろうね!」で終わりです。

でも、言葉の通じない樹に、このことを伝えようと思ったら、これだけ掘り下げて工夫する必要があるのです。

非常に手間がかかって、根気のいることかもしれません。でも、言い換えれば、この手段をとれば、通じるし理解できるんだから、こんなに嬉しいことはありません。地道にコツコツと頑張って行きたいと思います。

私は、ちゃんと本格的に勉強していると言うわけではないので、『もどき』ですが・・・(笑)

樹のやる課題は、その知能訓練のもっともっと簡単なレベルのもので、そのドリルには、2・3歳からと書いてましたが、要するに、この世に生まれて初めてやってみるドリルです。その他、パズルや、おもちゃで遊ぶことも含まれます。

要は内容は何でもいいんです。重要なのは、大人の指示に従って、イスに座って何かに取り組めると言うことなんです。今までやらなきゃと思いつつ、逃れてきてしまったから・・・これからは頑張らなきゃね~

でも、生活の一部になってしまえばこっちのもんで、そうなれることを目指して、頑張りたいと思います!
(長くなってしまってゴメンネ)

投稿: いっくんママ | 2007年3月30日 (金) 12時08分

なかなか難しそうですね。「TEACCHの要素」って。

とにかく、机に座ることを嫌なことと絶対に思わせてはいけないので、
なにか樹くんが夢中になって取り組めるなにかを探してあげられたらいいですね。

私事だけど、好きなことしかやらないタチなので、幼稚園は嫌いだったけど、
知能訓練の授業だけは好きだったなぁ。

知能訓練とは、小学校でやる知能テスト(パズルのようなもの)をもっともっと簡単にしたものです。

ドリルの最初についているような、ただ線を引くだけとか・・・・

状況が検討違いなことだったらすみません。

投稿: まちゃ | 2007年3月29日 (木) 22時44分

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