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6才の誕生日までにできるようになったこと

1月28日は、樹の6才の誕生日です。今までに伸びた面を、去年と同じように整理して書きたいと思います。(かなりの長文なので、読む人はいないと思いますが、自分なりに整理してみたかったので書きました。)

去年の記事↓

http://jukai18.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_3583.html

① コミュニケーション

要求は、毎日の生活の中では、写真カードよりも言葉+動作(ママの手を引っ張って連れて行く、または、指差しする+言葉でも言う。)の方が主になってきましたが、初めのうちは、単語で言っていたのに、今は、周りの人たちが単語ではなく、文章で話して生活している影響で、自分なりに余計な言葉をつけて言うようになったので、かえって周りの人には通じにくくなってしまったかもしれない。でも、写真カードを渡して要求するという手段も経験しているので、これから先学校などで、言葉ではどうしても通じないと思ったら、それも使えると思う。

・以前は、“おちゃ”が欲しい時は、「おちゅば」と言っていたのに、今は、「おちゅわちゃーやです。」と言うので、普段一緒に生活している家族ならわかるけど、他人にはわかりにくくなってしまった。

・家は、家族が伊予弁(関西のイントネーション)で話しているせいか、以前は、「バナナ」と言っていたのに、「バナナやで」とか、「バナナやろ?」言うようになった。(普段、私達は「○○やで」とかあまり言ってないと思うんだけど・・・“名探偵コナン”の中で、西の名探偵、服部平次が関西弁をしゃべるので、その影響かもしれない。でも、「○○やろ?」というのは、「○○でしょ?」という感じでよく言う。)

・何かを取って欲しい時とかに、その何かの名前が解らない時は、「あそこ」(に落ちてる物を取って)の一言で済ませる。(+指差し)それも最近では、「あそこやろ?」と言う。

② 認知力

去年できるようになったことが、さらに正確に、上手にできるようになってきた。手助けが必要だったことも、一人でできるようになったことも増えてきた。(全般的に、手先が器用になってきた。)そして、一番の進歩は、絵を見て、そのものの名前が言えるようになったり、文字も、少しずつではあるけど、形で丸覚えして、読めるようになってきたことです。

・以前はオウム返しか独り言が中心で、実物や絵カードを見せて、「これなあに?」と聞くと、「これなあに」と言っていたのが、今では、「これなあに?」と聞くと、知っている物なら、「ぼうし」などと答えられるようになった。ただし、毎日の生活の中で身近なものが中心で、知らない物だと、「たす」とか、適当に答えている。でも、オウム返しでないだけ、進歩したと思う。さらに、文字だけを見ても、少しだけど覚えて言えるようになった。(「て」「め」「え」「き」「いす」「かさ」「みみ」「のり」「くつ」など)

・耳から入ってきた音声を模倣したり、名前言わせをしたりする時、以前すんなり言えていた言葉も、今はすんなり出てこなくて、かなり苦しんでいる。言葉を言うのにすぐ出てこなかったり、どもったりしてしまう。(これも、今現在、樹の生きている環境や情報が複雑になってきたため、脳の中で混乱して、一度は学習されていたことも、また元に戻ってしまうという、『折れ線現象』の一つだと思われます。だから、どんどん学習を進めていけばいいと言うものではなく、できるだけシンプルで解りやすい環境の中で、基礎をしっかり身につけることが大切だと思われます。)

・パズルは65ピースでも、簡単にできるようになった。2~3回やっただけで、すぐにどこに何の絵があったのか覚えてしまう。マッチングも、色や形だけでなく、文字と文字のマッチングもできるようになり、今は、絵カードと文字のマッチングを練習している。

・はさみで点線の上を切るのも、手助けなしでかなり正確に切れるようになった。(毎日の課題の中でやっていたので。)2回切り、3回切りくらいまでならできるが、長い連続切りはまだ難しい。いかにも手を切りそうで恐い感じがするが、ちゃんと手を切らないように自分でよけているから凄い!のりは、色つきのスティックのりを使っているが、これもかなり上手に塗って貼れるようになった。

・塗り絵も、以前はどこを塗ったらいいのか?よく解っていなかったが、今では、ちゃんと塗るべきところも解るようになったし、隙間なく塗りつぶそうとするようになった。クレヨンも、以前は箱ごと出すと、並べ始めたりしていたが、今では、何色を塗るのかちゃんと見て、その色を自分で選んで塗れるようになった!それと、鉛筆やペンで、点線の上をなぞって直線や曲線を引いたり、丸や三角をなぞって描いたり、簡単な迷路も引けるようになった。丸を描いたら、中に点々を描いて、顔を描けるようにもなった。(顔には見えづらいけど。)

③ 生活自立

トイレ、衣服の着脱、食事、歯みがき、洗面など、少しは手助けが必要だが、以前と比べてかなり自分でできるようになってきたし、自分でしようとするようになってきた。

・トイレは、おしっこは立って、ウンチは座って、自分が行きたくなったら勝手に行けるし、間に合わなかったという失敗も全くなくなった。おねしょも全くしないので、完全にパンツだし、外出先でも、トイレのある場所だけではなく、車の中などでも、行きたくなったら、「といれ~」と言葉で教えてくれるようになった。ただ、ウンチの後、一応トイレットペーパーで自分で拭けるが、何回拭いたらいいのか?もわからないし、キレイになるまでという確認まではできないので、仕上げ拭きが必要。

・ボタンは、パジャマのボタンで毎日練習したので、一応、留めれるようになった。はずすのも、だいたいできるようになった。でも、シャツのボタンだと小さすぎて、まだできないし、全部自分でやらせたら、段違いに止めてしまう。ファスナーや、ホックは、やろうとする意思はあるが、まだ手助けが必要。着脱も一応できるようにはなったが、衣服の前後はまだ間違えてしまう。

・食事は、エジソンのお箸が使えるようになってからは、去年まで半分手づかみだったのが信じられないほど、かなりキレイに食べられるようになって、今はさらに、エジソンのお箸の次に難しい、コンビのお箸に移行している。

・歯みがきも、奥歯と前歯なら、少しは自分でゴシゴシと動かせるようになった。10回ずつ声かけしてさせている。歯の表面と裏側はまだ難しい。

④ 社会性

社会性を身につけて行くためにも、保育所などでの集団生活を経験したり、買い物、外食、散髪など、社会的資源を頻繁に利用するようにしている。

・保育所での集団生活も二年目となり、だいたいするべき行動が解ってきた反面、去年までは、ただ何となくやらされていたことも、やりたくないことは絶対にやりたくないということも、かなり増えてきた。自分の意思がしっかりしてきたとも言えるし、周りのレベルが年長さんになってどんどん高くなって行ったため、意味が解らなくて楽しくないということも、原因のひとつだと思う。

・この最近、買い物にはかなり進歩が見られ、行きなれた店には、自分の好きなコーナーがいくつかあり、まず順番にひと通り回って堪能したら、なんとママを探しに来るようになった!そして、その後一緒にカートを押して店内を一緒に回り、レジでも、袋に入れる間もちゃんと待つことができ、その後一緒に手をつないで車まで行くようになった!今まで、買い物=脱走というのがお決まりだったのに、一緒に店内を回ったり、待ったりということができるようになって、本当に楽になった!

・自分の好きなものを買うとき(ソフトクリームやハンバーガーなど)は、写真カードを出させたり、ファーストフード店のクーポン券を出させたりして、自分でお金も渡させるようにして、お金で物が買えるということも、経験させるようにしている。それと、週1回は外食(フードコートを含めて)するようにしている。

・散髪も、チクチク髪の毛が入ってくるのがイヤで、毎回苦労しているが、予約制の美容室で、なるべくこまめに(1~2ヶ月に一度)行くようにしている。ビデオを見せてもらいながら、前髪など気になるところだけは先に切ってもらったり、なるべくスピーディーに切ってもらったり、首からなるべく入らないように、ケープの上から、さらにピッタリしたケープのようなものをつけてもらったりと、色々と工夫してもらっている。散髪に行く前に、『さんぱつ』の写真カードの下に、『シュークリーム』のカードを貼って見せ、切っている最中は、時々口にレーズンかお菓子を褒めながら入れてあげ、最後まで頑張ったら、大好きなシュークリームをあげるという作戦でやってみてはいるが、最近は結局、そこでしか見れないアンパンマンのビデオの威力が一番大きい。だからやっぱり、チクチク入ってくる前に、ビデオに夢中になっている間に、スピーディーに終わらせるのが一番らしい。

⑤ 時間

写真カードのスケジュールによる理解と、毎日決まった時間に決まった所へ通うことによって、かなり時間の感覚は身についてきたと思います。

・写真カードのスケジュール表は、その日のスケジュールから、週間スケジュールに移行して、解りやすいように、その日のスケジュールには、“今日はここフレーム”(赤い枠)で囲むようにしたら、自分から、その日のスケジュールが終わったら、写真カードを剥がしていくようになった。さらに、一月からは、月間カレンダーと、日めくりカレンダーを横に置いて、その日が終わって寝る前に、日めくりカレンダーを破らせて、月間カレンダーに×をして、今日はここフレームを翌日の所に貼り変えるようにしてみたが、まだそこまでの理解はできていない。でも、それを地道に続けることで、いつか気づく時がくるかもしれない。(実際、午前のスケジュールの後に、午後のスケジュールを貼っておいても、初めのうちは全く気づかなかったが、途中から意味が解ってきたので。)

・『おしまい』も『待つこと』も、以前よりは、そんなにわめくことがなくなったように思う。おしまいになっても、また次があるし、待つように言われても、少し待てば手に入るということが、今までの経験から解ってきたのかもしれない。

⑥ 余暇

休日は、一日中こもりっきりということのないように、ほんの少しでも、必ず樹の好きな場所に連れて行くように努力している。週休二日なので、一日はちゃんと満足できるような所に連れて行くようにして、もう一日は、図書館などで勘弁してもらったりしている。(その日はちょっとしたご馳走を作って、それで私も家族もストレス発散している。)でも、以前よりも、家にいてもそんなに煮詰まるということもなくなり、自分なりに上手に過ごせるようになってきた。それだけ、家の中での楽しみも以前よりは増えたんだと思う。

・夏は公園や室内遊技場によく連れて行った。山歩きも大好きなので、時々連れて行った。今年は、もうちょっと本格的な山登りにもチャレンジしてみたい。

・月に一度は、ビンボー旅行ではあるけど、泊りがけで旅行にも連れて行った。大きな公園を探しては連れて行った。

・自転車にも乗れるようになった。平地なら、ものすごいスピードで、ガンガン進めるし、ほんの少しの上り坂くらいなら、自力で進めるようになってきた。ブレーキも、声かけしたら、かけれるようになってきた。でも、趣味というよりは、移動手段という感じかな?

・歩くスキーも、今年ちゃんとした道具を新調して、板の裏に滑り止めのシールも貼ったので、山のコースも行けるようになり、滑るのはまだまだだけど、5キロコースも周れるようになった。

・雪遊びも、去年よりもずっと長時間、楽しめるようになった。ただし、雪をずーっと食べ続けるので、それだけが悩みの種。(一応、お腹は壊してないけど。)

・買い物も、以前は連れて行かれても、あまり楽しいことがなかったけど、今は、自分なりに大好きなコーナーがたくさんあるので、連れて行っても嫌がらなくなった。

・家の中でも、ビデオ以外に、本をよく見るようになったし、色々なものを並べるのも大好きで、最初は、家中にある全てのおもちゃや本を、家中の床という床に並べるので困っていたが、それも徐々に、おもちゃや本を大幅に処分したり、並べていい部屋を決めたり、色々な手段で片付けさせることを徹底したりしているうちに、3ヶ月続いたこだわりもなくなり、今では決まったものだけを少しだけ並べたり、部屋一面に並べるのも、時々になり、何も言わなくても自分から勝手に片付けたりするようになった。あと、鏡の前で歌いながら踊ったりもしている。

ものすごく長~くなってしまいましたが、それだけこの一年の成長は、大きかったんだと思います。たくさんの周りの人たちの理解と協力あっての成長だったと思います。そして、この一年めげないで、色んなことにトライしてきて良かったと思います。これからも、先は長いので、息切れしないように、楽しみながらやって行きたいと思います。今年は、小学校に入学して環境も変わってしまうので、不安もありますが、またたくさんの方々のサポートを受けながら、頑張って行けたらと思っていますので、どうかよろしくお願いします。

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コメント

そらパパさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪

ほとんどそらパパさんのパクリですみません。(笑)
そらパパさんの考え方は、本当に共感できることばかりですので。。。

この記事では、できるようになったこと中心ですが、ウチも今、気持ちの上ではちょっと退行気味ですね・・・
休日明けの保育所行きたくない病や、療育も、イスに座っての課題を拒否したり・・・
なんか、小学校が近づくにつれて、退行してしまっているような・・・

でも、上手く表現できないんですが、今まではやらされていたという感じで、今は、自分の意思で歩き始めているという感じなのかなって思います。だからこそ、ゆったりとした心構えで、見守ってあげたいと思えるようになりました。

何をやっても、心構えひとつで、楽しめたり、許せたりできますし、最終的には、サポートを受けながらでも、樹自身が生きていくのだから、あせらずゆっくり、行きつ戻りつの歩みを、応援して行きたいと思います。

そして、これは自分自身に言い聞かせたいことなんですが、問題行動の裏には、必ず樹なりの理由があるので、たった1回のことで、一喜一憂しないように気をつけようと思っています。
いざとなったら、忘れてしまうんですけどね。(笑)

投稿: いっくんママ | 2008年2月18日 (月) 16時51分

こんにちは。
ブログの巡回もときどきしかできないので、とんでもない亀コメントになってしまってすみませんが、こういう記録はとても大事ですよね。

我が家でもそうですが、改めて客観的に比べてみると、どんなに障害があっても、1年の間にずいぶん成長していることを実感します。
そういう前向きな実感は、いま直面しているいろいろな問題行動を精神的に乗り越えるためのとても大きな力になるなあ、と最近特に感じています。
(妻のブログにもあるとおり、現在娘はトイレやパニックについてやや退行気味です。でも、それと対応するかのようにことばが伸びてきています。悪いところではなくいいところに目を向けることって、とても大切ですね。)

投稿: そらパパ | 2008年2月18日 (月) 00時02分

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