体験保育

体験保育・4

冬になり、雪遊びで楽しい経験が出来る一方で、室内の活動も多い季節でもありました。ところが、3月には、保育所の一日の流れやルールが、意味が解らないながらも、経験を積んできたことで、すっかり定着し、かなり長い時間、ホールや保育室に座っていられるようになり、出来る遊びも少しずつですが増えてきました。穏やかに、スムーズに保育所での生活を過ごせるようになりました。最後の方には、お友達にも目が行くようになってきました。

本当に、一年間がんばって通って良かったと思いました。でも、一番がんばったのは樹だよ。嫌なことや、大変なこともたくさんあったけど、楽しいこともたくさんあったね!

せっかく一年かけて慣れた保育所でしたが、4月からは新しく幼児センターに変わってしまうので、また、新しい環境に慣れることからスタートしなくてはなりません。、また樹にとっての試練が始まると思うけど、必ずこの一年間の経験が、新しい保育所でも活かされると信じて、応援していきたいと思います。

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体験保育・3

保育所にも少しずつ慣れてきて、園庭で遊ぶ、お散歩、水遊びなど、楽しい経験をたくさんさせてもらい、保育所は楽しい所だという気持ちが上回ったのか、玄関先で入ることを嫌がったりもしなくなり、次第に穏やかに過ごせる日が増えてきました。

お散歩の時のひとコマで、嬉しくて忘れられない出来事がありました。お散歩の時、みんなは隣の席の子と手をつないで行くのだけど、樹はお友達と手をつなぐという事が解らないので、いつも私と一緒に行ってました。樹の隣の席の子は、いつも先生と一緒に行ってました。ある時、「ぼくは樹君の隣だから、樹君と手をつないで行く!」と言ってくれました。でも私は、「樹はお友達とは手をつなげないから無理だよ~。せっかく言ってくれたのにごめんネ。」と言ってしまいました。そしたら、「じゃあ、お母さんと、ぼくと3人で手をつないで行けば大丈夫だよ~!」と言ってくれました。

そして、実際に行ったのですが、途中樹がお友達の手を離そうとすることが何度もありましたが、その子は一生懸命離さないようにつないでくれました。なんとかして、行くことが出来ました。帰り道、樹が暴れて、少し大変だったにもかかわらず、また別の日も、一緒に行くと言ってくれました。

本当に、その子の優しさは忘れられないし、『3人で行けばいい』という発想の柔軟性には驚かされました。

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体験保育・2

初めのうちは、保育所は楽しい場所でありながら、樹の好きな時に、好きなことを自由に出来ず、意味もわからず束縛されて、嫌なことの連続でもありました。保育所の一日の流れやルールが、普通の子なら、1~2ヶ月もあれば習得出来るのでしょうが、意味の解らない樹にとっては、容易なことではありませんでした。

イスに座って肝油を食べる。うがいをする。トイレに行く。手を洗う。シール帳にシールを貼る。たったこれだけの毎日の日課を、ひとつひとつする度に、いちいち寝っころがってギャーギャー泣き叫び、力づくで無理やりでもさせていれば、そのうち身につくかもしれないと思い、毎日繰り返していました。泣き叫ばれるたびに、私のほうが泣きたくなり、子どもたちや先生の前でも泣いてしまうこともありました。

そんな時、保育所の所長先生から、「無理だと思った時は、無理やりさせるのではなく、様子を見ながら、ゆっくりと樹くんのペースに合わせてあげた方がいいですよ。今日出来なくても、明日は出来るかもしれないし、もっと長い目で見てあげた方が上手く行くかもしれませんよ。」と言って下さいました。知らず知らずのうちに、焦ってしまっている自分に気が付きました。いつの間にか、『少しでも早く、みんなに追いつきたい』という気持ちを持っていたことに気付かされました。

それからは、自分なりに少し様子を見て、樹のペースに合わせてみたりすることも増え、そうすると、自然と気持ちに余裕が出てくるのか、それを樹の方も自然に感じ取るのか、少しずつですが、ギャーギャー泣き叫ぶことも減ってきました。お友達からも、「なんか、最近あんまりギャーギャー言わなくなったね。」と言われ、とても嬉しかったです。

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体験保育

専門医からも、発達をのばすために、集団の中に入った方が良いといわれ、3歳から一年間、体験保育という形で、週3回、保育所に母親と一緒に通わせてもらいました。

樹は自分から吸収して自然に覚えていく事が苦手で、人から与えられないといろいろな事を習得出来ないので、たくさんの経験をさせてもらえる保育所に通えた事は、樹にとって本当にプラスになりました。お友達も樹に自然に接してくれますし、こんな経験も保育所でしか出来ない事なので、本当に貴重な時間を過ごさせてもらいました。

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