幼児教室

幼児教室の先生との出会い・2

2歳8ヵ月の時、旭川肢体不自由児総合療育センターの専門医に診てもらう機会があり、その時初めて診断名をもらいました。『この子に障害がある』という事の受け入れは、わりと早かったのですが、一度認めてからでも、前向きにがんばろうという気持ちと、どんなにがんばってもこの子には通じないというむなしい気持ちとの、葛藤の日々が続きました。

そんな時、私の心を強く動かしてくれたのは、またしても幼児教室の先生の言葉でした。

「お母さんがしっかりしないとダメだよ。泣きたい時は泣いてもいい。でも、その後の切り替えが大事だよ。お母さんがいつも泣いてたら、家の中が暗くなっちゃうよ。お母さんは家族の前では笑顔でないと。家の中を明るくしてあげるのが、お母さんの役目だよ。」その時の私にはとても厳しい言葉でした。

『そんな事わかってるよ。本当は慰めてほしいだけなのに・・・先生には私の気持ちなんてわからない!』初めはそう思いました。

でもなぜか、日にちが経てば経つほどその言葉が忘れられなくて、(それが当たっているだけに)それから、私は気持ちを切り替えることが出来ました。

私のことをこんなにも、心から心配して下さっているからこその、本音の言葉だったと思います。もしあの時、慰めの言葉しかかけられてなかったら、気持ちを切り替えられずに、毎日泣いていたかもしれません。

もし、先生との出会いがなかったら、今頃私はどうなっていたでしょうか?今思えば、樹のおかげで、その先生をはじめ、たくさんの素晴らしい出会いがありました。樹は何もわからないようでも、知らないうちに、私にたくさんの大切な事を教えてくれました。

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幼児教室の先生との出会い

療育センターに通い始めたのと同時に、町の幼児教室にも、週1回通い始めました。周りの子どもたちとの歴然とした差に、比べまいと思ってみても、比べられずにはいられませんでした。この気持ちを共有できるお母さんなど居るはずもなく、いつも一人ひそかに涙していました。

そんな時、幼児教室の先生(元保育所の所長をされていた方)に、「周りの子と比べることよりも、もっと、この子のことだけを見てあげなさい」と言われました。たぶん、いつもメソメソしている私を見かねて言って下さったのだと思います。その言葉を聞いて、ハッとさせられました。もっと、この子だけを見てあげなければ・・・ほんの少し、前向きになれた気がしました。

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