幼児センター

最後の保育所&療育

月曜日は、最後の保育所&療育でした。保育所の方は、療育にスムーズに行きたいのと、なるべく春休みが短くなるようにと思ってお願いして、最後の最後まで無理言って行かせてもらいました。先生方には、本当にお世話になって、ありがたく思っています。

療育は最後なので、同じ保育所のお友達と、たまたま曜日が一緒だったので、一緒にクレープ作りをして楽しく終わりました!

2歳4ヵ月からの四年間、初めは人にも物にも全く関心がなく、イスに座ることも5分と持たなかった樹が、今では、人や物にも関心を持つようになり、イスに30分以上も座って課題ができるようになり、できることもたくさん増えて、その内容もグレードアップし、本当に頑張って通い続けて良かったと思います。

そして、毎週毎週、私の悩みや愚痴を先生に聞いてもらえたことが、私にとっての精神安定剤になり、また次の日からも頑張れたんだと思います。本当に、先生にはご迷惑をかけてしまいました。一番不安で、自分ひとりでは、どうしたら良いのかわからない時期に、先生に支えてもらったおかげで、とても救われたし、この四年間をかけて、私も強くなることができたと思います。

私一人では、ここまで樹の力を伸ばしてあげることはできなかったでしょう。本当に、たくさんの方々の力を借りながら、ここまで成長できました。樹の卒園(保育所も療育も含めての卒園)は、私の卒園でもあります。本当に、ここまで親子共々育てていただいたことに、心から感謝しています。本当に、ありがとうございましたという、感謝の気持ちでいっぱいです。これからはまた、違う所で頑張って行きたいと思っています。

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幼児センター卒園式

今日は幼児センターの卒園式でした。とうとうこの日を迎えることになりました。

三年前、体験保育として親子で通い始めた時、周りなんか全然見えていなくて、無理やりやらされていたという感じだったけど、一年を終える頃には、周りのお友達のすることにも、少しずつ関心を持ち始めました。

二年前、幼児センターに正式入所となって一人で通い始めてからは、本当に信じられないくらい成長してくれました。担当の先生のサポートを受けながら、運動会や発表会など、たくさんの行事も頑張って見せてくれました。

そして今年、年長さんになって、去年身につけたことをさらに深める一年となり、その反面、イヤな行事には参加したくない!という自己主張もあり、でも、今までとは違って、自分の足で歩き始めた一年だったと思います。何より、周りをよく見るようになりました。三年前にはおもちゃもまともに使って遊べなかった樹が、今では、お友達のしている事に興味、関心を持って近づいていったり、真似しようとするようになり、本当に、保育所という環境の中でしかできない、貴重な経験をさせてもらうことができました。

去年の秋頃から徐々に反抗期が始まり、今年の二月、反抗期はピークを向かえ、小学校が近づくに連れて、だんだん退行していく・・・と、不安が募る毎日でしたが、グッと堪えて、そういうできない(したくない)樹も認めてあげようと思えるようになりました。

それが、三月に入って、その反抗期を自分で乗り越えられたのか?とたんに、今までの反抗期がウソのように、何でも真面目に取り組めるようになり、何か自分の中で辛いことがあっても、自分で折り合いをつけて、立ち直れるようになってきました。今までのように、こだわりが強くなくなって、ちょっとのことは、柔軟に対処できるようになってきたと思います。これも、これまでの保育所(集団)生活の中で、サポートしてもらっているとは言え、いつもいつも自分の思い通りにはならないということもたくさん経験してきて、我慢することも覚えたおかげかな?と思います。いつか必ず、そういう時期を乗り越えられる日が来るんだなぁ・・・と思って嬉しかったし、そういう時期をじっと堪えて待ってあげることも大事なんだなと教えられました。これから先の人生にも、またたくさんこういう時期があると思います。その時にまた、この経験を活かして乗り越えたいと思います。みんなそれなりに、その時期がきたら、その子なりに、一年生になって行くんだなぁと思いました。子どもの力は偉大です!

そして、今日の卒園式は、イスに座っての1時間、最後の最後まで、担当の先生に寄りかかったり、イスからずり落ちては座り直すのを手助けしてもらいながら、でもほとんど静かにその場で頑張ることができました!修了証書を受け取りに行く時は、担当の先生の力を借りず、何とか一人で受け取り、ちゃんとママを見つけて渡しに来ることができました!心配したけど、ちゃんと一人でできたことがとても嬉しく、涙があふれました。その後も何回も、イスからママの方を見てニコニコしてくれました。去年の今頃なら、ママの姿を発見したら、泣いてママの方に来ようとしたりしていたのに、今ではすっかり集団の中の一人になっているなと思いました。

最後に、在園児と握手しながら退場する時の曲が、SMAPの“ありがとう”で、最近口ずさんでいたので、「何で今さらこの曲歌うんだろうね?」と思っていた謎が解けました。(笑)

最後、お部屋に入って、ひとりひとり記念品とケーキを先生から名前を呼ばれて受け取る時、それまで当たり前のように指定席となっている担当の先生の膝に、どっかりと座っていたのに、何かもらえると察して、先生から離れて、みんなと一緒に並んで待っていても、なかなか呼んでもらえないので、こそーっとケーキ(とわかっていたかどうかはわからないけど)を取ろうとしていたので、「まだだよ!」と言われたら、一瞬泣いて怒ってました。(笑)でも、自分の番がきて受け取って、先生が紙袋に入れてくれたのですが、その場で箱を開けようとしたり、そういうこともしないで、本当に、ひとつひとつの小さいことも、成長したなと思いました。

最後に玄関で、所長先生と担当の先生に、「さようなら」と言ってあいさつした時、なぜか今までで一番立派に、きちんと頭を下げて、あいさつすることができました!

卒園式と言っても、また明日と月曜日も無理言って通わせてもらうことにはなっているけど、本当に、体験保育で受け入れて下さってから今日の日まで、先生方には大変お世話になりました。本当に感謝しています。そして、たくさんのことを教わった保育所のお友達にも、とても感謝しています。くるみ組のお友達とは、これからも一緒に一年生になるので、またこれからもよろしくね!という気持ちです。

家に帰ってすぐ、ケーキをちょっとだけ見せて、「おやつの時間にね!」と言って、昼ごはんを食べてもわめくこともなかったし、課題を減らしてちょっとだけやらせてからビデオを見せてと、全くいつもと違うパターンでしたが、(もちろん、写真カードでスケジュール提示しておいたけど)課題の前に、少しは逃げたりしたものの、ちゃんとこなして、パニックすることもなく、本当に成長したなと思いました。その後に、ケーキを切ってあげたら、パチパチと拍手をして喜んでました!本当に、大きくなった樹を見ることができた一日でした。

春からの新生活は、初めてのことばかりで、不安もありますが、それ以上に、楽しみでもあります。前回の記事で書いた、社会福祉協議会のヘルパーさんについてもらって、児童クラブで遊ぶというサービスも受けられるようになり、早速四月から、週1~2回くらい、1時間半でやってみるということになりました。四月から療育も通えなくなってしまうので、それの代わりのような感じにもなるし、放課後の居場所が確保できて、本当に嬉しく思っています。小学校生活もまた、たくさんの方々の力を借りながら、親子で頑張って行きたいと思っています。

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保育参観日

今回も、隠れて見ようと思って、後から保育所に行ったら、玄関を入った所でいきなりバレてしまった!もしかしたら、今日はたくさんのお母さん方が見に来ているので、ママも来るのではないか?と察して探しに来ていたのかも?仕方なく、隠れることなく普通に参観しました。

確かに、ママがいることでかなり調子に乗って、悪ふざけが過ぎるところはあったけど、集団の中の一人として、一応、先生の指示は聞けていたように思う。

ただ、年長さんになって、しかも小学校入学前なので、周りの子たちのレベルはどんどん上がって行って、とても付いて行けない状態で、この先、公立小学校に進むこと自体、特学とは言え、ハードルが高すぎて先が思いやられる・・・特に、ドッチボールのような、ルールのあるものになると、さっぱり参加できないし・・・

もう一人の女の子は、ある程度言葉が通じるので、マイペースながらもみんなのすることに参加できているが、樹は、何を見ても、何をやっても、言葉が通じないので、みんなのやっていることを一緒に楽しめていなくて、それなのにただじっとしていなくてはならないことが多くて、(もちろん、それで我慢ができなくなった時の配慮は、ちゃんとしてもらっている。)やっぱり、やっていることの意味が解るか、解らないかという差は大きいなと思いました。やっぱり樹は、養護学校なんだよな~と実感しつつ、それを選択してやれなかったことが悔やまれてなりません。でも、養護学校にもデメリットがあるし、公立の小学校にもメリットもあるので、とにかく周囲の方々の力をお借りしながら、頑張って行くしかないと思っています。

最後、給食が始まる前になって、いつもならちゃんと支度をして座って待っているらしいのに、この日は、一番遠くのお部屋まで何回も脱走し、先生に連れ戻されることの繰り返しで、(これは、ママが見ていたから、余計に調子に乗っていたのかもしれない。)みんなからすっかり遅れてしまって、でも先生は、そんなマイペースにもじっくり付き合ってくださって、やるべきこと(トイレに行く、スリッパを揃える、お箸とおしぼりをカバンから出す、お箸を包んでいたハンカチをたたむ等)はきちんとやれているなぁと思いました。小学校でも、こういったマイペースも、しっかり認めてもらえるといいんだけど・・・

ほんの二年前くらいまでは、健常児と一緒に過ごすことに、(私的には) そこまで大きな違和感を感じなかったのに、だんだん置いて行かれる樹がいる。でも、以前と違うところは、マイペースながらも、やらされていることよりも、自分の力でやろうとしていること、できるようになったことが増えてきているということだ。確実に、樹は自分の足で、一歩一歩を歩み始めているということ。それを改めて実感しました。これからも、その歩みをそっと後押しできるような環境づくりに励んで、成長を見守りたいと思います。

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幼児センターお誕生会

幼児センターのお誕生会をこっそり隠れて見てきました。

最初、先生方の劇があり、みんな身を乗り出すようにして見ていたのに、樹は、先生の膝に座って、あまり興味なくダラダラとしていた。たまには見ていたけど。やっぱり意味が解らないから、そうなってしまうんだよな~と思った。

その後、冠をかぶって、みんなの前でイスに座って、1月生まれの子を一人ずつ紹介したり、プレゼントを渡したりする間、人数も多かったのでかなり長かったが、全く先生も付かずに、ずーっとちゃんと一人で座っていられた!冠も途中何回か脱いでいたが、またちゃんとかぶり直して、最後までちゃんとかぶっていられた。一人ずつ紹介する時、みんなは色々と先生の質問に答えたりするけど、樹の場合はみんなのように質問に答えられないから、先生の方で工夫してくださって、名前を呼んで返事をさせたりした後、色々といつも頑張っていることとかをみんなにお話ししてくれました。

最後の方は、かなり飽きて疲れてきていたけど、イスから落ちたりすることなく、最後まで座っていられました!それだけですごいなって思いました。毎月他のお友達のお誕生会を見てきた経験と、今度は自分の番になっても、1月生まれの他のお友達と一緒に並んでいるから、それを真似することで、ちゃんとできたんだと思います。またひとつ成長してくれて、嬉しく思います。

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あけぼの園訪問&療育

昨日は、あけぼの園(老人ホーム)に、幼児センターの子ども達が行って、発表会の時のお遊戯を披露したり、おじいちゃん、おばあちゃん達と、ゲームをして交流をしました。樹は、発表会本番は、病気で出られなかったので、お遊戯だけでも、また見ることができて、嬉しかったです。

総練習の時は、最初から最後まで、ステージの端っこで座り込んだまま動かなかったけど、昨日は、踊りも何もしないけど、ステージの上で立っていることができました。ただ立っているだけだったけど、練習当初は、小パニックを起こしたり、逃げだしたりしていたということだから、私としてはあれで十分満足でした。

それで疲れたのか、その後はゴロゴロしていたらしくて、そのせいかどうかはわからないけど、(理由がそれしか考えられない)午後に行った療育は、久しぶりに逃げだしたり、課題をやりたがらなかったりで、最悪でした。でも、お互いにかなりねばった後、何とか、机に向かって頑張って、課題をすることができたので、良かったです。(少し減らしてあげたので、何とか頑張れました)

パニックする時には、必ず樹なりの理由があり、意味もなく突然パニックすることはないので、そこにも配慮してあげなければならないし、でも、パニックしたからと言って、課題をしなくていいという風になると、パニックすれば嫌なことから逃れられるということを学習してしまうだけなので、少し減らしてあげたり、好きな課題を混ぜてやる気を出させて、(代替行動の提示)頑張ってやれたら思い切り褒めて(強化)あげ、最後まで頑張ったら、ホールに行って、トランポリンなど好きな活動がさせてもらえる(強化)という風に、応用行動分析の“代替行動分化強化”これに尽きるということが、前回パニックした時に、痛いほどよくわかっていたので、ひたすら、その方法で対応しました。

もう私も、以前のように、そんな小さなことで、取り乱したり、一喜一憂することはありませんでした。根気よく、冷静に対応できたからこそ、樹も立ち直ることができたんだと思います。

この前の発表会の総練習の時もそうでしたが、いつも完璧にできることが大事なことではなく、どんなハプニングが起きても、そこから立ち直ることができることの方が大切であり、ひとつひとつの小さな出来事は、長い人生の中の、ほんの一場面に過ぎないわけで、もっと人生を長い目で見たら、小さなことで一喜一憂するのは止めにしようと思えるようになったのです。

私は、完璧主義なので、いけないこととわかっていても、どうしても、子どもに完璧を求めてしまうところがありました。でも、いつまでもそのままでは、子どもがいい方向に育つことができない。私も少しずつ変わらなくては・・・価値観そのものを変えてしまえば、案外楽に考えられるようになりました。

樹はいつも、本当に大切なことを私に教えてくれます。しゃべれなくても、たくさんのメッセージを私に届けてくれます。本当に、ママの所を選んで産まれてきてくれたことに、心から感謝しているよ!

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下川子どもまつり

先週の木曜日の話ですが、下川小学校で、『下川子どもまつり』がありました。いわゆる文化祭みたいな感じで、体育館の中で、各学年がお店を出すんですが、直接物を売るお店ではなく、お金(もちろん手作りのお金です)を払ってゲームをし、当たったら景品がもらえるというお店です。どんなお店にするか?景品は何にするか?等、自分達で考えて、そのための買い物や、お店との交渉、そして景品作り、お店作り、そして当日の接客まで、全て子ども達だけでやり遂げるというものです。その子どもまつりに、毎年、来年度入学予定の子ども達を招待しているので、樹も参加しました。お姉ちゃんにとっても、最後の子どもまつりなので、樹にバレないように、マスクと帽子で変装して行きました。(笑)

バレないように、かなり遠くからしか見ていないので、後から先生から聞いたことも合わせて書きますが、幼児センターの先生が一人付いてくれて、先生と一緒に行動していました。

やはり体育館の中だけじゃ間が持たないようで、図書室(まず学校に着いたら、そこでスキーウェア等を脱いだりしたらしい)と体育館を行ったり来たりして、飽きさせないように、先生の方で配慮してくれたようだ。本当はステージの上は上がってはいけないんだと思うけど、ステージの上は大好きで、必ず上がりたがるので、そこも先生と一緒に三回くらい上がったらしい。お店では、始めのうちは、お金を渡したら何かがもらえるということに気づいてなくて、今イチ解ってなかったらしいが、途中からそのことに気づいて、お金を渡して、ゲームはたぶん先生に助けてもらったとは思うけど、その後景品を選んで、もらったりしていたようだ。どうやら、二年生が画用紙に絵の具で描いた絵が気に入ったようで、二枚ももらっていた。(笑)

最後に、閉会式があり、みんなで並んで座って、校長先生や児童副会長の話を聞く時、先生と一緒に座っていた樹は、勝手に一人で立ち歩いて、後ろの方に行ってしまったが、幼児センターの先生は、追いかけることはしなかった。後ろにいた小学校の先生が、景品のスライムが入った紙コップを渡したら、樹はそれを飲む真似をして、その後どうするのかな~?と思って見ていたら、自分から座っていた場所に戻って行き、先生の膝の上に自分から座った!先生方の余裕のある対応に感心しつつ、(私なら大慌てで追いかけていたかも?)なんとなく、戻って座らなくてはいけないと察して、自分からそういう行動に出た樹にも感心しました!

きっとこれからの小学校生活は、樹にとっても、対応してくださる先生方にとっても、かなりの不安や負担のかかることの連続だと思います。それでも、ここに入学してやって行くしかないのだから、何とか私も含めて、たくさんの人達の協力を得ながら、力を合わせて頑張って行きたいし、樹にとって学校が、我慢だけじゃなく、楽しい所になるように、最大限の努力をして行きたいと思っています。それと、今回のことで感じたのは、やはりもうすでにある特別支援学級に入ってやって行くには、樹一人に対して一人の先生が付いてくれないと、(特に行事の時は)ちょっと厳しいなぁ・・・と思いました。

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幼児センター発表会・総練習

今年の発表会は、練習の段階から、やる気がなかったり、ふざけたり、小パニックを起こしたりと、あまり上手く行っていないと聞かされていたので、あまり楽しみではありませんでした。

去年は、ちゃんとステージの上に立って、みんなと一緒に並んでいられたので、去年できていたことが、できなくなってしまいました。

でもこれは、樹自身は成長したということの表れで、色々と解るようになってきた分、やりたくないことがハッキリしてきたということだと思います。そんな中でも、練習していくうちに、逃げ出したりパニックを起こしたりすることがだんだん減ってきて、踊りの真似とかは何もしないけど、少しはステージの上にいられるようになったりと、樹なりに、やりたくないことも我慢してやっているんじゃないか?という様子も見られたということでした。

そんな感じだったので、昨日の総練習は、あまり楽しみではなかったけれど、ある程度の覚悟をして見に行ったせいか、そんなに落ち込みはしませんでした。やっぱり聞いていた通り、歌の時は、まともにステージの上にじっと立っていられなかったり、お遊戯の時は、最初から最後まで、ステージの端っこに座り込んで動かなかったし、劇の時は、幕の後ろに隠れて、ステージから徐々に降りてしまったりという感じでしたが、先生は、「以前は、ステージから飛び降りて逃げだしたり、小パニックを起こしたりしていたので、今日は樹くんなりに我慢して、頑張っていたんだと思います。」と言ってくださったので、この発表会への取り組みの中でも、樹なりの小さな成長が見られたということで、良かったと思います。

表面的な部分だけを見たら、去年できていたことができなくなってしまったということで、一見後退してしまったかのようだけど、でも実は、中身を見たら、これは成長に伴う、一時的な社会不適応の状態だと言えると思います。去年は、意味も解らずただなんとなくできたという感じで、今年は少し解るようになってきたからこその反抗の表れが、こういう結果になってしまったという感じなので、できなくなってしまったその裏側には、樹の成長と葛藤があり、そんな中でも樹なりの頑張りもあったということなんです。そのことを、他の誰に解ってもらえなくても、私さえ解ってあげられたらそれでいいんだと思います。

今のこれが樹なのだから、この、ありのままの樹を認めてあげたいし、長い人生の中で、そういう時期があってもいいと思うし、小さなことで一喜一憂しないで、人生をもっと長い目で見て行こうと、素直にそう思えました。

ただ、全体のまとまりとしては・・・みなさんにはご迷惑をお掛けして、申し訳ないと思っております。みんながみんな、『みんな違って、みんないい』と思ってくれているわけではないと思うし、先生にしても、そこは辛いところだと思います。だからこそ、普通の社会で生きていくことに、今とっても限界を感じてしまっているわけです。やっぱり樹には、普通の社会はハードルが高すぎる・・・求められることも、そのスピードにも、とても追いつけない・・・やっぱり樹は、ゆっくりと樹のペースに合わせて見守ってくれる、養護学校の方が合ってるんだろうな・・・そこに入れてやれないもどかしさがとても辛いです。でも現実は、とりあえずは地元で頑張って行くしかないんです。これからも、辛いことも続くだろうけど、ママは絶対に投げ出さないで頑張るからね!

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幼児センター社会見学

すっかり投稿が遅くなってしまいましたが、先週の木曜日、幼児センターの年長さん親子で、社会見学に行ってきました。場所は、剣淵の“絵本の館”です。

バスで到着したら、まず写真撮影をしてから、建物の中に入り、お部屋に入って、座ってパネルシアターを見るということになっていましたが、樹は、ここに来たことがあるので、木の砂場や、ごっこはうすなど、楽しい場所を知っているので、一番にそこに行きたかったようで、お部屋に入ること自体、完全拒否。先生が、気を紛らわす為に、手をつないで歩いて一周してくれましたが、その時、木の砂場や、ごっこはうすの横も通ったのに、強引に手を引いて、またはつないだ手を離して行こうとはせず、素通りしました。樹なりに、理由はわからないにしても、行くのを我慢していたんだと思いました。どうしても、お部屋に入ることはできませんでしたが、我慢していた樹は、私にしたらスゴイ!と思いました。

その後、自由時間になり、たくさん遊んでから、中庭でお弁当タイム!そこまでは良かったのですが、その後、また違うお部屋に入って、絵本作りをする予定でしたが、またまた完全拒否。また同じように、先生が気を紛らわせてくれました。

樹にとって、ここは来たことがあるので、“自由に遊んでいい場所”だと思っているし、今日は、先生以外にママも一緒なので、余計に、“今日は遊びに来た”と思っているので、“パネルシアターを座って見る”のと、“絵本作り”の二つは、絶対にやりたくなかったのもよくわかるし、特に、“絵本作り”は、樹にとっては、難しいお勉強に匹敵するもので、遊びに来たと思っていたら、いきなり難しいお勉強をさせられるのと同じことだから、そうなるのも仕方がないと思いました。

幼児センターや、療育センターの中ではちゃんとできていることでも、違う環境になったらできないという、行動の般化の難しさを、つくづく実感させられました。

でも、私は、こういう時でもキチンとできることまでは、求めていません。脳の障害のために理解できないのだから、ある程度は仕方がないことで、逆に言えば、そのための配慮が必要になってくるわけです。それが、スケジュールで見通しを持たせることであったり、先生が手をつないで気を紛らわせることであったり・・・色々な方法があると思います。

だから、私は、何度も練習できる、幼児センターや、療育センターの中でできていれば、問題のないことだと思います。でも、そんな中でも、樹なりに雰囲気を感じ取って、我慢していたことが、本当に、成長したなぁ・・・と思いました。

こういう“社会性”というのは、自閉症児にとっては、本当に難しいことだなぁ・・・と、つくづく実感させられました。普通の社会で生きて行く難しさを突きつけられた気分で、実は、凹んでないと言ったら、ウソになりますが、時間が経った今は、すっかり立ち直っています!これもいい経験だったと思います。

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福祉運動会に参加しました

町内の福祉運動会に、幼児センターの年長さんが参加して、運動会の時にした“プレイバルーン”をしました。

運動会の時は、隠れて見ていて、遠すぎてよく見えなかったので、樹は先生の側にいるだけでバルーンは持っていないのか?それとも、先生と一緒に持っているのか?のどちらかかと思っていたら、今日は隠れていても近かったのでよく見えて、先生とは別の所をちゃんと一人で持っていたし、みんながバルーンの上に座った時も、ちゃんと自分から座ったりと、みんなと同じようにできていた!ただそこに一緒にいるだけで、やらされてるって感じかな?と思っていたが、そうではなくて、ちゃんとみんなと同じことを自分からしようとしているし、だいたいできていたので、本当にすごいなって感激しました!(というか、初めはやらされてるって感じから始まったのかもしれないが、だんだんできるようになっていったんだと思う。)

後から先生から聞いたら、笛の合図で体の向きとバルーンを持っている手を変えるということを、今までは側についてくれている先生が手助けして教えてくれていたけれど、今日は笛の合図で変えるということに気付いたのか、手助けなしでも自然にできた時もあったそうで、やっぱり練習を重ねるごとにコツをつかんだりして、上手になって行くんだなぁと思いました。

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幼児センター運動会

土曜日は、幼児センターの運動会でした。天気もかなりあやしかったけど、外で決行となりました。ものすごく寒くて、始まってすぐに霧雨は降ってくるし、何とかやんで欲しいな~と祈るような気持ちで見ていましたが、何とか持ちこたえてくれました~!

去年は綱引きは意味も解らないし、引っ張られて危ない等の理由で、参加できませんでしたが、今年は全種目参加できたことが嬉しかったです!

総練習の時は、どの競技もマイペースでしたが、先生の助けを借りながら、ちゃんと最後までやり遂げました!その経験があったせいか、本番では、総練習の時よりもさらにちゃんとできていたと思います!

開会式の時の体操も、少しは自分でもできていたし、かけっこも練習の時よりもちゃんと走れていたし、玉入れも三つくらい一度に持って頭の上に投げていたし、(当然入らないけど。笑)障害物競走は、去年よりも内容が難しくなっていて、去年は一人でもできたけど、今年は先生の助けを借りながら、でも、輪を頭に乗せて走ったり、輪を輪投げのように入れたり、これは絶対にできないと思っていたのに、フープでボールを引っ張って転がすのもできたし、ひとつひとつきちんと取り組めていたと思います。ネットをくぐるのだけは、ネットを掛け布団のようにして、ネットの下でまったりしてしまいましたが・・・(笑)

親子の踊りの時私が行ったら、嬉しそうな顔をしたのが可愛かった~!それも練習の時よりも上手にできたし、楽しく踊れました!

それとクラスみんなで、バルーン状の大きな布を持って、膨らませたりして演技する“プレイバルーン”というのにも、先生と一緒に参加させてもらって、バルーンを大きく膨らませる時に、多少みんなの足を引っ張っている感がありましたが、みんなと一緒に同じことに取り組むという経験をさせてもらって、本当に良かったと思いますし、見ている方もなんだか感激してしまいました。

綱引きも、ただ綱を持っているだけでしたが、ちゃんと持っていたので、それだけですごいと思いました!

総練習と比べて、親や祖父母の種目などで、待ち時間がかなり長かったので、最後のリレーは、もうダラダラモードで、一瞬先生のサポートが、もう一人の園児の方に行ってしまったので、スタートした後なかなか走り出さず、園児席のほうに帰ろうとしてしまいましたが、その後先生に走るように促されたり、時折背中を押されたりしながら、何とか一周走り終えることができました!

本当に、最初から最後まで、待ち時間も長かったり、大変だったと思うけれど、先生の助けを借りながらでも、やり遂げることができたし、集団の中の一人として、よく頑張っていたと思います!

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